病院やクリニックへの営業活動を始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁が「営業リストの作成」ですよね。
- 厚生労働省のデータをダウンロードしてみたけど、1施設で7行も使ってるデータをどう整理すればいいの?
- 47都道府県分を手作業で集めるなんて、一体何時間かかるんだろう…
- リスト購入サービスは高そうだし、本当に営業で使えるデータなのかな?
- 自動収集ツールって便利そうだけど、投資した分の効果は出るの?
そんな悩みを抱えながら、夜遅くまでエクセルと格闘している営業担当者の方も多いのではないでしょうか。
実は全国の病院・診療所・薬局の情報は約110,000件あり、これを効率的に収集する方法は大きく分けて4つの手法があります。この記事では、手作業での収集から最新の自動収集ツールまで、それぞれの具体的な手順と費用対効果を実際の数値とともに比較解説します。
あなたの営業スタイルと予算に最適な病院リスト収集方法が見つかるはずです。
厚生労働省から病院リスト収集する実際の手順と作業の実態
無料で病院リストを手に入れる方法として、まず思い浮かぶのが厚生労働省が公開している医療機関データです。実際にどんな手順で、どのくらいの作業が必要なのか見てみましょう。
- 地方厚生局8拠点から47都道府県のデータをダウンロードする流れ
- 1施設7行のバラバラデータを整理する地道な作業の中身
- 47都道府県分を完成させるのに約300時間かかる理由
厚生労働省のデータは無料で入手できますが、営業リストとして使えるように整理するには膨大な時間と手間がかかります。1施設のデータが複数行にまたがっているため、手作業での統合作業が必要になるのが実情です。
地方厚生局8拠点から47都道府県のデータをダウンロードする流れ
厚生労働省の医療機関データは、主に2つのルートから入手できます。
医療情報ネット(ナビイ)の活用 最も使いやすいのが、厚生労働省が構築し各都道府県が運営する「医療情報ネット(ナビイ)」です。このシステムは全国の医療機関や薬局に関する情報を検索できるように作られており、診療科目、診療日、治療内容、提供サービスなどの詳細情報を調べることができます。ただし、こちらは住民・患者向けのサービスのため、1件ずつの検索が基本で、一括ダウンロード機能は提供されていません。
地方厚生局からの一括データ取得 営業リスト作成には、全国8つの地方厚生局(北海道厚生局、東北厚生局、関東信越厚生局、東海北陸厚生局、近畿厚生局、中国四国厚生局、四国厚生局、九州厚生局)のウェブサイトから一括データをダウンロードする方法が効率的です。
各厚生局のサイトで「保険医療機関・保険薬局の指定等一覧」のページを探し、都道府県別のエクセルファイルをダウンロードします。ただし、このページにたどり着くだけでも一苦労で、「病院一覧」や「医療機関リスト」で検索してもヒットしません。厚生局ごとにページ構成も異なるため、慣れていない方は各都道府県のファイルを見つけるだけで数時間かかることもあります。
1施設7行のバラバラデータを整理する地道な作業の中身
ダウンロードしたエクセルファイルを開いて驚くのが、1つの医療機関の情報が複数行にわたって記載されていることです。例えば北海道厚生局のデータでは、1施設につき平均7行使用されており、次の施設では5行だったりと法則性がありません。
医療機関名、住所、診療科目、電話番号などが縦に並んでいるため、これを1行にまとめる作業が必要になります。さらに電話番号の桁数が足りなかったり、FAX番号が空欄だったりするケースも多く、Google検索で正しい情報を1件ずつ調べて補完する必要があります。都道府県ごとにエクセルのフォーマットも違うため、項目の統一作業も発生します。
47都道府県分を完成させるのに約300時間かかる理由
全工程を整理すると、(5工程×47都道府県=235工程)+統合作業3工程=238工程になります。各工程の詳細な時間を計算すると、データダウンロード(1時間×47都道府県=47時間)、データ整理・統合(4時間×47都道府県=188時間)、全体統合・フォーマット統一(65時間)で、合計約300時間の作業時間が必要です。
これを営業担当者の人件費で計算すると、時給3,000円として90万円のコストがかかる計算になります。さらに作業マニュアルの作成や、途中でのミス修正時間も含めると、実際にはもっと多くの時間とコストが発生するのが実情です。無料とはいえ、決して「簡単に手に入る」データではないことがお分かりいただけるでしょう。
病院リスト購入サービスの価格相場とデータ内容を徹底調査
手作業での収集に限界を感じたら、次に検討するのがリスト購入サービスです。時間を買うという発想で、多くの営業担当者が利用しています。
- 実際の病院リスト販売業者5社の価格調査結果
- 基本項目と追加項目の違い|どこまでの情報が手に入るか
- データの新しさはどれくらい?更新頻度の実際
病院リスト販売業者の価格は198,000円(全国22万件一括)から要問い合わせまで幅広く、多くの業者が具体的価格を非公開にしています。データ項目や更新頻度によって価格が大きく変動するため、複数社からの見積もり比較が必須です。
実際の病院リスト販売業者5社の価格調査結果
病院リスト販売の主要業者を実際に調査したところ、価格体系は大きく3つのパターンに分かれることが分かりました。
明確な価格を公表している業者
- 法人名簿エンジン – 全国約22万件の医療機関営業リストを198,000円で販売(一括購入型)
- Listers – 美容クリニック情報リスト50,000円(税抜・特定業種限定)
- リスト王国 – 「1件あたり0.1円から」「定額販売」「業界最安水準」と記載があるが、具体的価格は要見積もり
- フロッグウェル – 無料版(医薬・医療機器関係者限定)と有料版を提供、有料版は要問い合わせ
高付加価値型で要問い合わせの業者
- エグゼメディカル – 796項目まで追加可能なカスタマイズ対応、月1回更新、要問い合わせ
- faxdmコンサルティング – 2025年3月更新版を販売、新規開業医療機関も収録、要問い合わせ
多くの業者が「要問い合わせ」としているのは、企業の利用目的や必要項目によって価格が大きく変動するためです。実際に購入を検討する際は、複数社から見積もりを取って比較検討することが重要になります。
基本項目と追加項目の違い|どこまでの情報が手に入るか
リサーチした結果、病院リスト購入サービスで取得できる項目は業者によって大きく異なることが判明しました。
基本項目(ほぼ全業者で提供)
- 医療機関番号・医療機関名称
- 郵便番号・住所・電話番号
- 診療科目・開設者区分(個人・医療法人・公的機関等)
追加項目(業者・プランにより大きく差が出る部分)
- FAX番号 – faxdmコンサルティング、エグゼメディカルで提供
- 管理者名・院長名 – リスト王国、エグゼメディカルで詳細対応
- 病床数・常勤医師数 – faxdmコンサルティング、エグゼメディカルで提供
- メールアドレス – 法人名簿エンジンで一部提供、エグゼメディカルでカスタマイズ対応
- ホームページURL – 法人名簿エンジンで提供
- お問い合わせフォーム – 高付加価値サービスのみ(提供率は非常に低い)
エグゼメディカルの796項目オプション 最も充実しているのがエグゼメディカルで、厚労省届出データ・都道府県公表データ・学会データなどから796項目まで追加可能です。例えば「MRI撮影の届出を行っている医療機関だけを抽出」といった高度な絞り込みに対応しています。
フロッグウェルの無料版 医薬・医療機器メーカー・販売会社限定で基本的な病院リストを無料提供していますが、項目は最小限に絞られています。
データの新しさはどれくらい?更新頻度の実際
医療機関は毎月約500件の新規開業・閉業・統廃合が発生しているため、データの鮮度は営業成果に直結します。
各業者の更新頻度調査結果
- 毎週更新 – リスト王国(「毎週定時収集」と明記)
- 月1回更新 – エグゼメディカル(毎月15日頃更新)、faxdmコンサルティング(2025年3月版として販売)
- その時点での最新データ – エグゼメディカルの追加項目
- 更新頻度不明 – 法人名簿エンジン、フロッグウェル
新規開業情報の価値 新規開業医療機関は設備投資のタイミングのため、営業成果につながりやすいターゲットです。faxdmコンサルティングとエグゼメディカルは新規開業医療機関の収録を明確に謳っており、この情報がいかに早く正確に入手できるかが勝負の分かれ目になります。
データ精度の確認方法 調査した業者の中で、faxdmコンサルティングとエグゼメディカルがサンプルデータの提供を明記しています。購入前にサンプルデータを請求し、電話番号の接続率、住所の正確性、重複データの有無を確認することを強くおすすめします。
※調査時と状況が変わっている可能性があります。最新の状況は各サイトへお問い合わせください。
IZANAMIで病院リスト収集する性能と使える便利機能
手作業や購入サービスとは別のアプローチとして、自動収集ツールという選択肢があります。その代表格がIZANAMIで、医療情報ネット(ナビイ)を含む40以上のサイトからデータを自動収集できます。
- 医療情報ネットから月間50,000件収集できる実力
- 足りない情報を自動で探して補完してくれる機能の仕組み
- 月額5,980円で使い放題の圧倒的コストパフォーマンス
IZANAMIは月額5,980円で医療情報ネット(ナビイ)を含む複数サイトから無制限にデータ収集できる自動化ツールです。単純な収集だけでなく、不足している電話番号やメールアドレスを自動で探して補完する機能が最大の特徴となっています。
医療情報ネットから月間50,000件収集できる実力
IZANAMIの最大の強みは、厚生労働省が構築した医療情報ネット(ナビイ)を含む40以上のサイトから、月間最大50,000件のデータを自動収集できることです。
対応サイトの豊富さ
- 医療情報ネット(ナビイ) – 厚生労働省公式の医療機関検索システム
- Google(マップ・ビジネスプロフィール) – 数千万件の企業・店舗情報
- 楽天トラベル – 国内外4万軒超のホテル・旅館情報
- 一休.com – 高級宿泊施設約4,400施設
- その他36サイト – 求人サイト、ショッピングモール、プレスリリースサイトなど
ほったらかし自動収集の実際 一度設定すれば、パソコンを起動しておくだけで24時間自動収集が可能です。Windowsアップデートで再起動しても、常駐オプションを有効にしておけば自動で収集を再開します。手作業で47都道府県×5工程=235工程を行う必要がなく、設定後は営業活動に専念できます。
差分データ(新着情報)収集機能 一度特定の条件で収集完了後、追加された新着情報のみを自動取得できます。新規開業医療機関は設備投資タイミングで営業成果につながりやすいため、この機能は非常に価値が高いとされています。
足りない情報を自動で探して補完してくれる機能の仕組み
IZANAMIの最大の差別化ポイントは、単純なデータ収集だけでなく、不足している情報を自動で探して補完する機能です。
自動補完できる項目
- 電話番号・FAX番号 – 公式サイトやGoogleビジネス情報から自動取得
- メールアドレス – 公式サイトのお問い合わせページから抽出
- お問い合わせフォーム – オプション機能で対応、営業効率が大幅向上
- ホームページURL – 医療機関の公式サイトを自動発見
- 口コミ・評価・営業時間 – Googleマップ等から取得
補完機能の仕組み 例えば医療機関名と住所だけのリストがある場合、IZANAMIはインターネット上で該当する医療機関を検索し、電話番号やFAX番号、メールアドレスを自動で探して追加します。これまで1件ずつGoogle検索で調べていた作業が完全自動化されます。
ゼロからでも手持ちリストからでも対応 まったくゼロの状態からリスト作成することも、既存のリストに情報を追加することも可能です。「社名と住所のリストがあるが電話番号が無い」といったケースで威力を発揮します。
月額5,980円で使い放題の圧倒的コストパフォーマンス
IZANAMIの料金体系は月額5,980円でデータ収集数無制限という、他の選択肢と比較して圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
コスト計算の実際
- 収集単価 – 1件あたり約0.1円(月50,000件収集時)
- 人件費との比較 – 手作業300時間(90万円)→月額5,980円
- 購入サービスとの比較 – 198,000円一括購入→年間71,760円
初期費用・制限なし 多くのサービスで発生する初期費用や最低利用期間の縛りがなく、必要な時に必要な期間だけ利用できます。データ収集数の上限もないため、大規模な営業活動にも対応可能です。
無料お試し版の提供 有料版と同じ機能を無制限に試せる無料版を提供しており、実際の動作確認後に有料版への切り替えが可能です。「パソコンで動作するか分からない」「本当に必要なデータが取れるか不安」といった導入前の不安を解消できます。
Windows/Mac両対応 Windows版・Mac版の両方を提供しており、営業チームの環境を選ばずに導入できます。多くの企業でMixedな環境が使われている現状に対応した設計となっています。
手作業・購入・自動ツール|結局どれが一番お得なのか検証
ここまで3つの手法を詳しく見てきましたが、結局どれが最もお得なのでしょうか?コスト、品質、時間効率の観点から実際に比較検証してみました。
- 10,000件集めるのにかかる総コストを計算してみた
10,000件の病院リスト作成における総コストは、手作業30万円、購入サービス20万円前後、IZANAMIは6,000円程度と大きな差が出ます。ただし品質面では各手法に特徴があり、営業規模や目的に応じた選択が重要です。
10,000件集めるのにかかる総コストを計算してみた
全国約110,000件の医療機関データから10,000件を収集する場合の総コストを、実際に計算して比較しました。
手作業での収集コスト
- 作業時間 – 約30時間(全体300時間の10,000/110,000割合)
- 人件費 – 30時間×3,000円=90,000円
- その他コスト – 作業マニュアル作成・ミス修正時間を含めると約300,000円
- 合計 – 約30万円
購入サービスのコスト
- リスト購入サービス – 198,000円(全国22万件一括)→10,000件換算で約90,000円
- その他業者 – 要見積もりが多いが、推定150,000円~250,000円
- 平均的な相場 – 約20万円前後
IZANAMI自動収集のコスト
- 月額利用料 – 5,980円
- 収集期間 – 10,000件なら1ヶ月以内で完了
- その他コスト – 設定時間約2時間(6,000円相当)
- 合計 – 約6,000円
年間継続利用時のコスト比較
- 手作業 – 更新作業で年4回×30万円=120万円
- 購入サービス – 年間契約で約80万円~100万円
- IZANAMI – 年間71,760円(月額×12ヶ月)
大規模な営業活動や継続的なリスト更新が必要な場合、IZANAMIのコストメリットは圧倒的になります。
医療機関営業で成果を出すリスト活用術と押さえておきたい注意点
病院リストを手に入れても、ただ闇雲にアプローチしていては成果は期待できません。医療業界特有のマナーや法的な注意点を理解した上で、戦略的にアプローチすることが重要です。
- 診療科別に変えるべきテレアポのアプローチ方法
- 法的にセーフなDM営業のやり方と避けるべきNGパターン
- 月500件生まれる新規開業医療機関を狙う効果的な戦略
医療機関営業では診療科ごとに最適なアプローチ方法が異なり、個人情報保護法や医療法への配慮も必須です。特に新規開業医療機関は設備投資タイミングで成果につながりやすく、月500件発生する新規開業情報を効率的に活用する戦略が営業成果を大きく左右します。
診療科別に変えるべきテレアポのアプローチ方法
医療機関への営業では、診療科によって院長の関心事や決裁プロセスが大きく異なります。画一的なアプローチではなく、診療科の特性に合わせた戦略が必要です。
内科系診療所(内科・消化器内科・循環器内科等)
- アプローチ時間 – 午後2時~4時(午後診療開始前の比較的余裕がある時間)
- 関心事 – 患者数増加、診療効率化、慢性疾患管理
- トークポイント – 「患者さんの待ち時間短縮」「診療の質向上」を前面に
- 決裁者 – 院長が直接決裁することが多い
外科系診療所(整形外科・外科・眼科等)
- アプローチ時間 – 午前11時~12時(手術と外来の合間)
- 関心事 – 手術効率、医療機器の性能向上、感染対策
- トークポイント – 「手術時間短縮」「安全性向上」「最新技術」
- 決裁者 – 院長+事務長の合議が多い
美容系クリニック
- アプローチ時間 – 平日午前中(予約制で時間調整しやすい)
- 関心事 – 患者満足度、収益向上、競合との差別化
- トークポイント – 「患者様の満足度向上」「他院との差別化」
- 決裁者 – 院長が経営者視点で判断
歯科診療所
- アプローチ時間 – 昼休み時間(12時~14時)
- 関心事 – 自費診療増加、患者とのコミュニケーション向上
- トークポイント – 「患者説明の充実」「自費診療への移行支援」
- 決裁者 – 院長の独断が最も多い業種
DM営業のやり方と避けるべきNGパターン
医療機関への営業では、個人情報保護法と医療法の両方に配慮する必要があります。知らずに法的グレーゾーンに入ってしまうケースも多いため、明確な基準を理解しておきましょう。
個人情報保護法に基づく注意点
- OK例 – 公開されている医療機関情報(厚生労働省データ、公式サイト情報)の活用
- NG例 – 患者情報、個人の医師の自宅住所、私的な連絡先の使用
- グレーゾーン – 医師個人の学会参加履歴、論文発表歴(公開情報だが個人特定性が高い)
DM送付時の実践的なポイント
- 送付タイミング – 新規開業時、移転時、設備更新時期を狙う
- 内容構成 – 問題提起→解決策提示→事例紹介→行動促進の流れ
- オプトアウト – 「今後のご案内が不要な場合は」の記載必須
避けるべきNGパターン
- 過度な頻度 – 月1回以上の同一内容DM送付
- 営業時間外の連絡 – 救急病院以外への夜間・休日のアプローチ
- 患者に関する言及 – 「患者数増加」等の直接的な表現は慎重に
- 競合比較 – 他院の実名を出した比較は医療法に抵触の可能性
月500件生まれる新規開業医療機関を狙う効果的な戦略
厚生労働省のデータによると、全国で毎月約500件の新規開業・閉業・統廃合が発生しています。新規開業医療機関は設備投資のタイミングで営業成果に直結しやすいため、この情報をいかに早く正確に捕捉するかが勝負の分かれ目です。
新規開業医療機関の特徴と狙いどころ
- 設備投資期 – 開業前6ヶ月~開業後1年が最大のチャンス
- 決裁スピード – 既存医療機関より意思決定が早い傾向
- 予算確保 – 開業資金の一部として設備投資予算を確保済み
- 情報収集意欲 – 新しいシステムや機器への関心が高い
新規開業情報の効率的な収集方法
- 厚生局データ – 月1回更新されるが、収集と整理に時間がかかる
- 購入サービス – faxdmコンサルティング、エグゼメディカルが新規開業情報を重視
- IZANAMI差分機能 – リアルタイムで新規開業医療機関を自動捕捉
- 地域情報 – 建築申請情報、不動産情報からの先行情報収集
新規開業医療機関へのアプローチ戦略
- タイミング – 開業3ヶ月前がベストタイミング
- 提案内容 – 開業準備の負担軽減、患者獲得支援を前面に
- フォロー頻度 – 開業前は月1回、開業後は3ヶ月で3回程度
- 成功事例活用 – 同じ診療科の開業成功事例を具体的に提示
競合他社との差別化ポイント 多くの営業担当者が同じ新規開業情報を狙うため、タイミングと提案内容で差をつける必要があります。
- 情報の早さ – 競合より1週間早い情報入手で圧倒的優位
- 開業特化提案 – 既存医療機関向けとは異なる開業専用プラン
- 長期サポート – 開業後の運営フォローまで含めた提案
- 地域密着情報 – その地域の患者特性、競合状況を踏まえた提案
IZANAMIの差分データ機能活用法 一度全国の医療機関データを収集した後、差分データ機能で新規開業医療機関のみを継続的に抽出できます。これにより手作業で厚生局データを毎月チェックする必要がなくなり、営業活動に集中できます。月500件の新規開業医療機関を効率的に捕捉し、競合より早いアプローチが可能になります。
無料で2日間営業リストを収集し放題!
IZANAMIでは、無料で2日間営業リストを収集し放題の体験版をご用意しています。
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医療情報ネット(ナビイ)は、厚生労働省が構築し、各都道府県が運営するシステムで、全国の医療機関や薬局に関する情報を提供しています。このシステムは、住民や患者が適切な医療機関を選択できるよう支援することを目的としており、診療日や診療科目、対応可能な疾患、治療内容、提供しているサービスなどの情報を検索することができます
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この記事が皆さんの医療業界への営業活動の助けになれば幸いです。頑張ってください!
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