営業リスト作成ツールIZANAMI

営業活動の成否を左右する重要な要素が「営業リスト」です。質の高い新鮮なリストがあれば、テレアポやメール営業の効率が飛躍的に向上し、成約率も大きく改善します。

しかし、営業リストの作成には膨大な時間と労力がかかり、購入すれば高額な費用が発生します。そこで注目されているのが、無料または低コストで営業リストを収集できるツールです。

本記事では、2025年最新の情報をもとに、無料で営業リストを収集できる主要ツールを徹底比較し、あなたのビジネスに最適な選択肢をご紹介します。

営業リストを無料で収集すべき理由

営業リストを無料または低コストで収集することには、以下のような明確なメリットがあります。

コスト削減と投資効率の向上

営業リスト購入業者から購入すると、1件あたり数十円〜数百円のコストがかかり、数千件単位では数万円〜数十万円の予算が必要です。無料ツールを活用すれば、このコストをゼロまたは大幅に削減でき、浮いた予算を営業活動そのものや人材育成に投資できます。

リストの鮮度が圧倒的に高い

購入したリストは作成時点の情報であり、すでに古くなっている可能性があります。営業代行を行うリルデイジー合同会社の事例では、「社内にあるリストは情報が古くて精度に欠けることも多く、仕方なくリスト販売業者から都度購入していた」という課題がありました。

自動収集ツールを使えば、インターネット上の最新情報をリアルタイムで取得できるため、電話がつながらない、メールが届かないといったトラブルを大幅に減らせます。

自社のニーズに合わせたカスタマイズが可能

業種・地域・企業規模など、自社のターゲットに合わせた条件でリストを作成できます。購入リストでは不要な企業が混在しがちですが、ツールを使えば必要な情報だけを効率的に収集できます。

無料営業リスト収集ツールを選ぶ際の重要ポイント

無料ツールといっても、その機能や品質は様々です。ツール選びで失敗しないために、以下のポイントを押さえておきましょう。

データの鮮度と更新頻度

営業リストで最も重要なのは情報の鮮度です。古い電話番号やすでに閉業した企業が含まれていては、営業効率が大きく低下します。

ツールがどの程度の頻度でデータを更新しているか、リアルタイムでWeb上の情報を収集しているかを確認しましょう。BIZMAPSは3ヶ月に1度のペースでデータをクリーニングしていますし、Urizoはリアルタイムクローリングで最新情報を取得しています。

収集可能な件数と制限

無料プランでは収集件数に制限があるツールが多く存在します。自社の営業活動に必要な件数を事前に把握し、それに見合ったツールを選ぶことが重要です。

例えば、BIZMAPSは月100件まで無料Musubuは初回30件まで無料ですが、IZANAMIは2日間完全無制限で収集できます。

取得できる情報項目

基本的な企業名・住所・電話番号だけでなく、メールアドレス・FAX番号・お問い合わせフォームURL・代表者名・資本金・従業員数など、どこまでの情報を取得できるかも重要です。

営業手法(テレアポ、メール、FAX DM、フォーム営業など)によって必要な情報は異なるため、自社の営業スタイルに合ったツールを選びましょう。

操作性と使いやすさ

どれだけ高機能でも、操作が複雑で使いこなせなければ意味がありません。直感的に操作できるUIを持ち、マニュアルなしでも使えるツールが理想的です。

株式会社ネクサスリンクの導入事例では、初めてIZANAMIを起動した時に「え?これだけでいいの?」と驚いたとのことで、操作の簡単さが高く評価されています。

無料で使える営業リスト収集ツール徹底比較

それでは、実際に無料または低コストで利用できる主要な営業リスト収集ツールを詳しく比較していきます。

No.1 IZANAMI(イザナミ)- 無制限収集の決定版

営業リスト作成ツールIZANAMI
営業リストを無料で収集できるツールIZANAMI

公式サイト: https://izanami.link/

IZANAMIは、インターネット上で公開されている企業・店舗情報を自動収集し、営業リストを作成できる人気ツールです。

IZANAMIの特徴

無制限の収集能力
月額7,800円で収集数が完全無制限。目安として月間最大50,000件程度の収集が可能で、1件あたり約0.16円という業界最安水準のコストパフォーマンスを実現しています。

2日間の無料体験
無料体験期間は2日間で、期間中は無制限にリストを収集できます。他社の無料プランが件数制限ありなのに対し、IZANAMIは期間内であれば制限なしという点が大きな特徴です。

多様なサイトからの収集
Google マップをはじめ、楽天市場、Yahoo!ショッピング、リクナビNEXT、doda、マイナビ転職、ホットペッパー、食べログ、医療情報ネットなど40以上のサイトから情報を収集可能です。

自動補完機能
既存のリストに不足している情報(電話番号、メールアドレス、FAX番号、お問い合わせフォームなど)を自動的に補完する機能を搭載。株式会社ネクサスリンクの事例では、「お客様から預かったリストには社名しかないなんてことも多いが、IZANAMIが電話番号やメール、お問い合わせフォームを自動で補完してくれる」と高く評価されています。

差分収集機能
一度収集したあと、新規追加された企業だけを収集できる機能を搭載。リピート案件で「前回のリストに新しい企業を追加してほしい」といった要望にも簡単に対応できます。

ほったらかし自動収集
条件を一度設定すれば、あとはパソコンを起動しておくだけで自動的にリストを収集。WindowsアップデートでPCが再起動しても、常駐オプションを有効にしておけば自動で収集を再開します。

導入事例と成果

営業代行のリルデイジー合同会社では、PC5台をフル稼働させて「IZANAMIちゃん」と呼びながら活用中。「起動して5分くらい放置して、出力されたファイルを開いたらもうリストが完成していた」とのことで、コスパが圧倒的に改善したと評価されています。

テレアポからFAX DMまで幅広く活用されており、特にFAX番号も収集できる点が重宝されています。

就労支援事業の株式会社ネクサスリンクでは、人力によるリスト作成から解放され、「ツールが正しく営業リストを収集しているかの定点チェック」と「内容の最終確認」に専念できるようになりました。CSV形式での出力により、そのまま顧客に納品できるクオリティを実現しています。

こんな方におすすめ

  • 大量のリストを低コストで収集したい
  • 様々な業種・ジャンルからリストを収集したい
  • 既存リストの情報を補完したい
  • 営業代行業や就労支援事業でリスト作成を受託している

No.2 Urizo(ウリゾウ)- 多サイト対応の実力派

営業リスト作成ツール
営業リスト作成ツール Urizo

公式サイト: https://urizo.jp/
参考情報: Urizo料金ページ

Urizoは、iタウンページやハローワークなど29以上のサイトから企業情報を収集できるツールです。

Urizoの特徴

導入実績80,000社突破
2010年のリリース以来、累計80,000社以上に導入された実績を持ち、営業リスト作成ツールとして高い信頼性を誇ります。

無料体験は580件・1週間
無料版では29のWebサイトから合計580件分の企業情報を1週間限定で収集できます。

料金プラン

  • 初期費用: 5,500円
  • ベーシック: 月額9,900円(月5,000件まで)
  • スタンダード: 月額15,400円
  • プレミアム: 月額23,100円
  • スーパープレミアム: 月額44,000円(月50,000件まで)

増強機能
サイトでデータ収集をした後、Urizo独自の検索エンジンで再検索し、FAX番号・メールアドレス・URLを自動で追加補完する機能が特徴です。

対応サイト
iタウンページ、ハローワーク、Google マップ、楽天、食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなど29サイトに対応。

こんな方におすすめ

  • 実績のあるツールを安心して使いたい
  • 複数のポータルサイトから情報を収集したい
  • FAX番号やメールアドレスの補完機能が必要

No.3 BIZMAPS(ビズマップ)- 精度重視の企業検索サービス

営業リストを無料でダウンロードできるツールBIZMAPS

公式サイト: https://biz-maps.com/
参考情報: 料金プラン

BIZMAPSは、200万件以上の企業データから精度の高い営業リストを作成できるクラウド型企業検索サービスです。

BIZMAPSの特徴

月100件まで完全無料
会員登録のみで、初期費用なし・月額料金なしで月100件まで企業情報をダウンロードできます。追加購入も1件30円と安価です。

3,200人のリサーチャーによる品質管理
全国約3,200人のリサーチャーが3ヶ月ごとに企業情報を目視チェック・更新しており、データの鮮度と精度が非常に高いのが特徴です。

独自のオリジナルタグ
「展示会出展履歴」「求人掲載媒体」「特定システムの導入企業」「代表者の特徴」など、5,000項目以上のオリジナルタグで詳細な絞り込みが可能です。

料金プラン

  • Freeプラン: 月額0円(月100件まで)
  • 定額プラン1000: 月額4,980円〜9,980円(月1,000件まで)※契約期間により変動
  • 定額プラン5000: 月額24,900円〜49,900円(月5,000件まで)※契約期間により変動

AI搭載のレコメンド機能
自社と相性の良い企業をAIが自動でレコメンドし、新たな見込み顧客の発見をサポートします。

こんな方におすすめ

  • 精度の高いリストで成約率を上げたい
  • 展示会出展企業や求人募集企業など、特定の切り口でリストを作りたい
  • 少量のリストを定期的に無料で取得したい

No.4 Musubu(ムスブ)- メール配信も可能な統合ツール

公式サイト: https://musubu.in/
参考情報: 料金プランITreview

Musubuは、140万件以上の企業情報データベースを活用し、リスト作成からメール配信まで一貫して行えるクラウド型ツールです。

Musubuの特徴

30件の無料トライアル
フリープランでは30件の企業情報を無料でダウンロード可能。期間制限なく利用できます。

高度な検索軸
業種・地域・従業員数・売上高・新卒採用数・上場からの年数など、25種類以上の検索軸で詳細な絞り込みができます。

メール配信機能
作成した営業リストから直接メールを一斉配信でき、開封率やクリック率の分析も可能。リスト作成とアプローチを一つのツールで完結できます。

マッチ度分析
成約した企業情報を分析し、成約可能性の高い企業をスコア化する「マッチ度」機能を搭載。

導入実績
76,000社以上の導入実績があり、東証一部上場企業から中小企業まで幅広く利用されています。

料金の目安

公式サイトでは「月額15,000円〜」との記載があり、詳細は問い合わせが必要です。企業情報は1件あたり最大50円程度で取得可能とされています。

こんな方におすすめ

  • リスト作成からメール営業まで一貫して行いたい
  • 成約可能性の高い企業を分析しながらアプローチしたい
  • 操作性の良いシンプルなツールを求めている

No.5 LisTOSS(リストス)- 完全無料の160万件データベース

公式サイト: https://listoss.com/

LisTOSSは、160万件の企業リストを完全無料・無制限でダウンロードできるクラウドサービスです。

LisTOSSの特徴

完全無料・無制限
初期費用・月額料金・ダウンロード料金すべて無料。収集件数に一切制限がありません。

取得可能な情報
会社名、郵便番号、都道府県、市区町村、住所、電話番号、FAX番号、出典URL、カテゴリの9項目。

地域・業種での絞り込み
地域カテゴリ、業種カテゴリから検索してリストを作成できます。ただし、他のツールと比較すると絞り込み項目はやや少なめです。

導入実績
2,000社以上の企業が利用し、累計10万ダウンロードを突破しています。

こんな方におすすめ

  • とにかくコストをかけたくない
  • シンプルな基本情報だけで十分
  • 大量のリストをまず取得してから自社で精査したい

ツール比較表【2025年最新版】

各ツールの特徴を一覧表にまとめました。

ツール名無料期間・件数月額料金データ件数主な特徴参照URL
IZANAMI2日間無制限7,800円無制限(月最大5万件目安)30以上多サイト対応、自動補完、差分収集https://izanami.link/
Urizo580件/1週間9,900円〜月5,000〜50,000件増強機能、29サイト対応、実績8万社https://urizo.jp/
BIZMAPS月100件まで永続無料4,980円〜200万件以上オリジナルタグ、AI推薦、3,200人の品質管理https://biz-maps.com/
Musubu30件まで永続無料15,000円〜140万件以上メール配信、マッチ度分析、UI優秀https://musubu.in/
LisTOSS完全無料・無制限0円~20万円160万件完全無料、シンプル、基本情報のみhttps://listoss.com/

※料金は2025年10月時点の情報です。詳細は各公式サイトをご確認ください。

営業リストで成果を出すための活用ポイント

質の高いリストを収集しても、活用方法を誤れば成果にはつながりません。以下のポイントを押さえて効果的に活用しましょう。

リストの鮮度を常に最新に保つ

企業情報は常に変化します。定期的にリストを更新し、古い情報を削除することで、無駄な営業を減らし効率を高めることができます。

ターゲットを明確に絞り込む

「とりあえず大量に集める」のではなく、自社の商材に興味を持ちそうな企業を明確にし、その条件で絞り込むことが重要です。

BIZMAPSやIZANAMIのオリジナルタグのように、「展示会出展履歴」や「求人募集」といった営業シグナルを活用すると、成約率の高いリストを作成できます。

複数の営業手法を組み合わせる

テレアポだけ、メールだけではなく、複数の手法を組み合わせることで接触率が大幅に向上します。

リルデイジー合同会社の事例では、テレアポ、お問い合わせフォーム営業、FAX DMを組み合わせることで、効果的な営業活動を実現しています。

データを分析して改善を繰り返す

どの業種・地域・企業規模からの反応が良いかを分析し、リスト作成条件を改善していくことが重要です。

Musubuのマッチ度分析機能のように、成約した企業の傾向を分析できるツールを活用すると、PDCAサイクルを効率的に回せます。

よくある質問と回答

Q1. 無料ツールと有料ツールの違いは何ですか?

A. 主な違いは以下の3点です。

  1. 収集件数: 無料ツールは件数制限があるものが多い
  2. 機能: 有料ツールは補完機能、差分収集、メール配信など高度な機能を搭載
  3. サポート: 有料ツールは導入支援や操作サポートが充実

ただし、IZANAMIのように低価格で高機能なツールもあり、必ずしも高額=高品質ではありません。

Q2. 個人情報保護法は大丈夫ですか?

A. インターネット上で一般公開されている企業情報を収集する行為は、個人情報保護法には抵触しません。

ただし、収集した情報を第三者に販売する、目的外で使用するなどの行為は法律に抵触する可能性があるため注意が必要です。各ツールの利用規約を遵守しましょう。

Q3. どのツールが一番おすすめですか?

A. 用途によって最適なツールは異なります。

  • 大量に低コストで収集したい → IZANAMI(2日間無制限)
  • 少量を定期的に無料で取得したい → BIZMAPS(月100件無料)
  • 精度重視でターゲットを絞りたい → BIZMAPS(オリジナルタグ)
  • メール営業まで一貫して行いたい → Musubu(メール配信機能)
  • 完全無料で始めたい → LisTOSS(完全無料。一括取得やメールアドレス付きは20万円)

まずは無料プランで試してみて、自社に合ったツールを見つけることをおすすめします。

Q4. リストの精度はどのツールが一番高いですか?

A. BIZMAPSは3,200人のリサーチャーが定期的に目視チェックしており、精度は非常に高いと言えます。

また、IZANAMIやUrizoはリアルタイムでWeb上の情報を収集するため、情報の鮮度が高いのが特徴です。

精度は「最新性」と「正確性」の両面があり、用途に応じて選ぶことが重要です。

まとめ:自社に最適なツールで営業効率を劇的に向上

営業リストは営業活動の生命線です。質の高いリストがあれば、アポイント獲得率も成約率も大きく向上します。

本記事で紹介した5つのツールは、それぞれ異なる強みを持っています。

IZANAMIは、2日間無制限の無料体験で大量のリストを収集でき、月額7,800円で最大5万件という圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。多様なサイトからの収集、自動補完、差分収集など、実務で必要な機能を網羅しており、営業代行業でも実際に活用されている実績があります。

BIZMAPSは月100件まで永続無料で、精度の高いリストを求める方に最適。Musubuはメール営業まで一貫して行いたい方に、Urizoは実績重視の方に、LisTOSSは完全無料でシンプルに始めたい方におすすめです。

まずは無料プランや無料体験を活用し、実際に触ってみることをおすすめします。操作性や収集できる情報の質を確認してから、本格導入を検討しましょう。

営業リスト作成の時間を大幅に削減し、その分を営業活動そのものに集中させることで、あなたのビジネスは大きく飛躍するはずです。


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