EC向けのSaaSツールや物流サービスを提供している会社にとって、楽天市場やYahoo!ショッピングの出店者は理想的なターゲットです。しかし、実際に営業しようとすると「出店者のリストがない」「展示会くらいしか接点が作れない」という壁にぶつかります。
展示会は年に数回しかなく、ブース出展のコストも安くない。日常的にEC出店者へアプローチできる仕組みがなければ、営業パイプラインは展示会のたびにリセットされてしまいます。
この記事では、展示会に頼らずに楽天・Yahoo!出店者のリストを自力で構築し、効率的にBtoB営業を行う方法を解説します。
楽天・Yahoo!出店者へのBtoB営業が難しい理由
EC出店者への営業は、通常の法人営業とは異なる難しさがあります。
まず、出店者情報が散在している点。楽天市場には約57,000店舗、Yahoo!ショッピングには約120万店舗(法人のみでも数万規模)が出店しているとされていますが、「出店企業の一覧」は公開されていません。各ショップのページに連絡先が記載されていることもありますが、1店舗ずつアクセスして情報を集めるのは非現実的です。
次に、リスト販売業者から購入した出店者リストは情報が古い。出店・退店の入れ替わりが激しいECモールでは、半年前のリストでも使い物にならないことがあります。加えて、同じリストを他社も購入しているため、営業メールが届いても「また同じような売り込みか」と思われてしまいます。
EC出店者の営業リストを自力で構築する方法
リストを「買う」のではなく「自分で作る」に切り替えると、情報の鮮度とコストの両面で優位に立てます。
楽天・Yahoo!ショッピングから出店者情報を収集する
IZANAMIは、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECモールから出店者情報を自動収集できる機能を持っています。ショップ名・所在地・電話番号・メールアドレス・WebサイトURLなどを一括で取得できるため、手作業でコピーする必要がありません。
楽天のリスト作成方法については楽天出店者リスト作成ガイドに詳しい手順がありますが、本記事ではツールの操作方法ではなく「収集したリストをどう営業に活かすか」という戦略面にフォーカスします。
新規出店者を自動検出して「先行者優位」を取る
EC出店者への営業で最も効果的なのが、「新しく出店したばかりの店舗」にアプローチすることです。ECモールに出店したての事業者は、運営ノウハウやツールの選定が固まっておらず、提案を受け入れやすい状態にあります。
IZANAMIの差分モード(https://izanami.link/sabunmode)は、前回の収集時にはなかった新規出店者だけを自動で抽出する機能です。たとえば1週間ごとに楽天市場のデータを収集すれば、「今週新しく出店した店舗」だけのリストが手に入ります。
新規出店者にはまだ競合からの営業がほとんど入っていないため、初回のコンタクトで話を聞いてもらえる確率が格段に高くなります。
EC出店者へのBtoB営業で成果を出すアプローチ
リストが手に入ったら、次はアプローチの設計です。EC出店者への営業では、一般的な法人営業とは異なる工夫が必要です。
相手のショップを見てから連絡する
EC出店者に営業する際、相手のショップページを事前にチェックするのは必須です。「御社のショップを拝見しましたが、商品レビューが多く人気があるようですね。レビュー対応を効率化するツールをご紹介できます」のように、相手の状況に合わせた具体的な提案をしましょう。
テンプレートの一斉送信は、EC事業者が最も嫌がるアプローチです。相手の商品ジャンルや出店状況に触れた一文を入れるだけで、返信率は大きく変わります。
EC事業者特有の課題に刺さる切り口を選ぶ
EC出店者が共通して抱えている課題があります。たとえば、モール内の広告費の高騰、物流コストの上昇、レビュー・カスタマー対応の工数、在庫管理の煩雑さなどです。自社のサービスがこれらの課題のどれを解決できるかを明確にし、初回のアプローチでは1つの課題に絞って提案するのが効果的です。
EC出店者向けBtoB営業を仕組み化するポイント
展示会のように「年に数回」のイベントに頼るのではなく、日常的にEC出店者にアプローチできる体制を作ることが重要です。
IZANAMIで週次の新規出店者リストを自動収集し、営業チームが毎週一定数のアプローチを実施する。このサイクルを回すことで、展示会に依存しない安定した商談パイプラインが構築できます。月額7,800円(税込)で楽天・Yahoo!を含む30以上のサイトから無制限に収集できるため、リスト調達コストも抑えられます。
さらに、データ補完機能を活用すれば、モール上では取得できなかったメールアドレスや電話番号を別のソースから自動で補えます。連絡手段が増えることで、アプローチの成功率も上がります。
楽天・Yahoo!出店者への営業は「リストの鮮度」で差がつく
EC出店者向けのBtoB営業は、展示会やリスト購入に頼っているうちは競合と同じ土俵で戦うことになります。自社でリストを作り、しかも「新規出店者」というまだ競合がアプローチしていない層に先に接触する。これが展示会に頼らない新規開拓の基本戦略です。
IZANAMIの差分モードを使えば、「今週ECモールに新しく出店した事業者」を毎週リストアップできます。このリストに対して、相手のショップを見た上での個別アプローチを重ねていけば、展示会に負けない商談数を日常的に確保できるはずです。
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