Yahoo! BEAUTYで簡単に営業リストを作る

結論から書きます。Yahoo! BEAUTY(ヤフービューティー)は2023年5月22日にサービスを終了しました[1]。2019年12月の開始から約3年半での終了です。

そのため、Yahoo! BEAUTYを使って美容室の営業リストを作ることは、現在はできません。この記事では、終了の経緯と、いま美容室の情報を集めるならどこを見ればいいのかを、実際に調べた数字とあわせてまとめます。

結論を3行で

1. Yahoo! BEAUTYは2023年5月22日に終了。掲載されていた情報はYahoo!検索・Yahoo! MAPへ統合されました。

2. 美容室の営業リストを作るなら、現在の実質的な選択肢はホットペッパービューティーとGoogleマップです。

3. ホットペッパービューティーは電話番号・住所・席数・スタッフ数まで公開されている一方、メールアドレスは載っていません。

Yahoo! BEAUTYは2023年5月22日にサービスを終了し、サロン検索機能はYahoo!検索とYahoo! MAPへ統合されました。美容室の営業リストを作る場合、現在はホットペッパービューティーかGoogleマップが主な情報源になります。電話番号や住所は取得できますが、メールアドレスは公開されていません。

Yahoo! BEAUTYはいつ、なぜ終了したのか

Yahoo! BEAUTYは、ヘアスタイルや美容師から美容室を探せる予約サイトとして2019年12月に始まりました。しかし2023年5月22日をもってサービスを終了しています[1]。

終了にあたっては、サロン検索の機能がYahoo!検索とYahoo! MAPへ統合されました。ユーザーが投稿した口コミはYahoo! MAPなどへ引き継がれ、Yahoo! BEAUTYとYahoo!プレイスを連携していたサロンについては、スタイリスト情報や投稿ヘアスタイルが2023年4月26日時点で移行されています。

営業リストを作る側から見ると、「美容室の情報がまとまった専用サイトが1つ減った」ということになります。

終了後、美容室の情報はどこにあるのか

現在、美容室の情報をまとまった形で取得できる主な場所は次の3つです。

情報源特徴営業リストとしての使いやすさ
ホットペッパービューティー国内最大級の掲載数。店舗情報が細かい◎ 電話番号・住所・規模まで取れる
Googleマップ掲載サイトに載っていない店も拾える○ 網羅性は高いが情報の粒度はまちまち
Yahoo!検索・Yahoo! MAPYahoo! BEAUTYの統合先△ 一覧で取り出す用途には向かない

Yahoo! BEAUTYの後継としてYahoo! MAPを見に行く方法もありますが、地図サービスの性質上、条件を指定して一覧で取り出す使い方には向きません。実務的にはホットペッパービューティーとGoogleマップの2択と考えたほうが現実的です。

ホットペッパービューティーで実際に調べてみた

説明だけでは判断できないので、実際に操作して確かめました。

エリアあたりの掲載数

新宿・高田馬場・代々木エリアで検索したところ、391件の美容院・美容室・ヘアサロンが該当しました。1つのエリア区分でこの数です。東京都全体、あるいは全国となれば桁が変わります。

サロンページで取得できた項目

上位12サロンのページを開いて、項目ごとに何件に掲載されているかを数えました。

項目掲載されていた件数
電話番号12 / 12件
住所12 / 12件
営業時間12 / 12件
定休日12 / 12件
席数12 / 12件
スタッフ数12 / 12件
公式サイトURL4 / 12件
メールアドレス0 / 12件

注目したいのは席数とスタッフ数が全件で公開されていることです。美容室向けの商材——シャンプー台や什器、予約システム、求人サービスなど——は、店舗の規模によって刺さる提案が変わります。席数8席の個人サロンと、席数20席・スタッフ15名の店舗では、必要なものがまるで違うためです。この2項目でセグメントを切れるのは、営業リストとしてかなり実用的です。

一方、メールアドレスは12件すべてで掲載されていませんでした。公式サイトURLも12件中4件のみです。つまりホットペッパービューティーから作れるのは、基本的に電話・郵送で使うリストということになります。

なお掲載されている電話番号は予約用として公開されているものです。営業でかける場合、相手は予約の問い合わせを想定して出る点は踏まえておいたほうがいいでしょう。

ホットペッパービューティーからの具体的な収集手順は、ホットペッパービューティーから美容室の営業リストを作る方法で詳しく解説しています。

Googleマップという選択肢

もうひとつの情報源がGoogleマップです。ホットペッパービューティーに掲載していない個人サロンや理容室も拾えるため、網羅性ではこちらが上回ります。

反面、情報の粒度は店舗によってまちまちで、席数やスタッフ数のような業種特有の項目は取れません。「掲載サイトに載っていない店まで届く」のがGoogleマップ、「業種特有の細かい情報が取れる」のがホットペッパービューティー、と役割が分かれます。手順はGoogleマップで営業リストを作成する方法にまとめました。

両方から集めて重複を除けば、片方だけでは届かない店舗まで拾えます。

美容室の営業リストを作る3つの方法

方法向いているケース弱点
手作業で転記数十件程度1件3〜5分。100件で5〜8時間
収集ツールで自動化数百〜数万件を継続的に操作を覚える必要がある
リストを購入単発ですぐ欲しいとき情報が古い場合がある・他社と重複

1エリアで391件という規模を考えると、都道府県単位に広げれば手作業は成立しません。購入という手もありますが、鮮度と重複の問題は買った営業リストが使えない理由のとおりです。

収集ツールの使い分け

美容系のポータルから情報を集められるツールは複数あります。目的で選び分けるのが正解です。

タイプ向いているケース
ポータル特化型(U社など)ホットペッパービューティーなど特定サイトの掲載情報を確実に取りたい
多サイト対応型(K社など)複数のポータルからまとめて取得したい
Web横断型(IZANAMIポータル掲載店に限らず地域×業種で広く集めたい/メールやフォームURLまで補完したい

美容室だけを狙うなら、ポータル特化型のツールでも十分です。逆に、掲載サイトに載っていない店まで含めたい場合や、ホットペッパービューティーでは取れないメールアドレス・問い合わせフォームURLまで欲しい場合はWeb横断型が向きます。データ補完機能で各店の公式サイトを巡回し、不足している連絡先を埋められるためです。

IZANAMI側の弱点も書いておくと、Windowsアプリなのでパソコンを起動しておく必要があり、収集にも時間がかかります。今日中に大量に欲しい、という用途には向きません。

料金は月額7,800円で収集件数は無制限、収集単価はおよそ0.1円です。詳細は料金プランをご覧ください。

よくある質問

Q1. Yahoo! BEAUTYはいつ終了しましたか?

2023年5月22日です。2019年12月の開始から約3年半での終了でした。サロン検索の機能はYahoo!検索とYahoo! MAPへ統合されています。

Q2. Yahoo! BEAUTYの掲載情報は今どこで見られますか?

Yahoo!検索やYahoo! MAPに統合されました。ただし地図サービスの性質上、条件を指定して一覧で取り出す用途には向きません。

Q3. 美容室の営業リストは今どこから作ればいいですか?

ホットペッパービューティーとGoogleマップが実質的な2択です。業種特有の細かい情報が要るならホットペッパービューティー、網羅性を重視するならGoogleマップが向いています。

Q4. ホットペッパービューティーからメールアドレスは取得できますか?

できません。実測した12サロンすべてで掲載がありませんでした。メール営業をしたい場合は、各店の公式サイトから別途調べるか、補完機能を持つツールを使う必要があります。

Q5. 美容室を規模で絞り込めますか?

ホットペッパービューティーなら可能です。席数とスタッフ数が全サロンで公開されているため、店舗規模でセグメントを切れます。商材によって刺さる規模が違う場合には有効です。

まとめ

Yahoo! BEAUTYは2023年5月22日に終了しており、ここから美容室の営業リストを作ることはできません。

現在の選択肢はホットペッパービューティーとGoogleマップです。実測したところ、ホットペッパービューティーでは電話番号・住所・営業時間に加えて席数とスタッフ数まで全件で取得でき、店舗規模でのセグメントが可能でした。ただしメールアドレスは取得できません。

まずは自社の商材が刺さる規模・エリアを決めて、該当する店舗が何件あるかを確かめるところから始めてみてください。

参考・出典

  1. サービス終了のお知らせ(Yahoo! BEAUTY)

※本記事の実測値は2026年8月31日時点、ホットペッパービューティーの新宿・高田馬場・代々木エリアでの検索結果および上位12サロンのページを確認したものです。掲載内容は変動するため、最新の情報は各サイトでご確認ください。