アルバイト求人サイトから営業リストを作るとき、いちばん困るのがメールアドレスです。求人サイトは応募をシステム内で完結させるので、企業のメールを表に出しません。ところがイーアイデムは事情が違いました。求人ページを30件開いて数えたところ、ホームページURLが28/30で載っていました。

結論を3行で
・掲載件数が桁違い。東京都だけで43,363件、23区で32,258件
ホームページURLが28/30、担当者名が30/30。メール補完まで組み立てられる
・企業概要に事業内容が27/30で入っている。何をやっている会社かが分かる

イーアイデムはアルバイト・パート中心の求人サイトです。求人ページには社名・住所・電話番号・担当者名・職種・勤務地・雇用形態が並び、30件を実測したところ社名と住所は100%、電話番号は29/30に記載がありました。ホームページURLが9割以上載っているのは、求人サイトとしては珍しいことです。

イーアイデムで何が絞り込めるか

絞り込みは勤務地と職種です。都道府県から市区町村、さらに駅まで降りられます。件数を実際に見るとこうなります。

絞り込み掲載件数
東京都43,363件
東京23区32,258件
神奈川県25,865件
千葉県16,266件
千代田区2,157件
中央区1,834件

1ページ30件です。千代田区だけでも72ページあります。母数はこれまで紹介してきた求人サイトの中でいちばん大きいです。

イーアイデムの求人一覧。市区町村で絞り込んだ状態
千代田区で絞った一覧。1ページ30件で並ぶ

求人ページを30件ぶん開いて数えた

取得できた項目

項目記載があった件数
社名30 / 30
住所30 / 30
職種30 / 30
勤務地30 / 30
雇用形態30 / 30
担当者名30 / 30
求人タイトル30 / 30
電話番号29 / 30
ホームページURL28 / 30
企業概要27 / 30
交通アクセス23 / 30
メールアドレス5 / 30
イーアイデムの求人ページにある企業情報。社名・企業概要・本社所在地・URLが並ぶ
企業情報の欄。企業概要の中に事業内容や設立が書かれている

ホームページURLが9割取れるのが効く

これまで実測してきた求人サイトはどこもメールアドレスがほぼ0件でした。イーアイデムも5/30なので、そこは変わりません。

違うのはホームページURLが28/30あることです。会社サイトさえ分かれば、そこから問い合わせフォームとメールアドレスを辿れます。リクナビ新卒はホームページが15/40だったので、補完の効きが倍以上違います。

担当者名が全件に載っている

採用担当の名前が30/30で載っています。テレアポで「採用ご担当の◯◯様はいらっしゃいますか」と言えるかどうかは、取り次ぎ率に直結します。

企業概要に事業内容が書かれている

企業概要の欄は自由記述で、27/30に事業内容が書かれていました。ほかの項目も混ざります。

企業概要に含まれていた項目件数
事業内容27 / 30
設立10 / 30
資本金5 / 30
従業員3 / 30
代表者2 / 30

項目として分かれているわけではなく、【事業内容】腕時計・ファッショングッズの企画製造販売 【設立】2014年3月 のように1つの文にまとまっています。事業内容で絞りたいなら、この文から切り出す処理が要ります。

1社が複数の求人を出している

アルバイト求人サイトなので、同じ会社が店舗ごと・職種ごとに求人を出します。30件の求人が30社とは限りません。会社名と住所での重複除去は必須です。

イーアイデムから営業リストを作る3つの方法

方法向いている場面ネック
手作業でコピーする1つの区で数十件だけ欲しいとき千代田区で72ページ。区を増やすと現実的でなくなる
収集ツールを使う複数エリア・複数職種をまとめて押さえたいとき初期設定と、収集が終わるまでの待ち時間
リストを購入するすぐに件数が欲しいときいま募集しているかどうかは分からない

イーアイデムを使う意味は「いま人を募集している事業所」で切れることです。人手が足りない会社は、採用・人材・シフト管理・研修の商材と話が合います。購入リストにはこの条件が付きません。

収集ツールの使い分け

タイプ向いている使い方
U社(買い切り・多サイト対応型)収集したいサイトが決まっていて、月額を避けたいとき
K社(クラウド型)パソコンを起動しっぱなしにできないとき
IZANAMI求人サイトを横断して、ホームページからのメール補完まで一緒に回したいとき

正直に書くと、件数だけを追うなら大手のアルバイト求人サイトのほうが母数は多いです。イーアイデムを選ぶ理由は件数ではなく、ホームページURLと担当者名が揃っていることです。

IZANAMI の弱点も書いておきます。Windowsアプリなので収集中はパソコンを起動しておく必要があります。43,000件規模を一気に集めるような使い方には向きません。エリアを区切って夜間に回す運用が前提です。

イーアイデムを営業リストにするときの弱点と対策

弱点1:件数が多すぎて絞り込みが必須

東京都だけで43,363件あります。全部集めても使いきれません。市区町村と職種で絞ってから収集してください。絞り込みを先に決めるほど、あとの作業が楽になります。

弱点2:同じ会社が何度も出てくる

店舗ごと・職種ごとに求人が立ちます。チェーン店だと同じ会社が何十件も並びます。会社名と住所で重複を落とさないと、同じ会社に何度も電話することになります。

弱点3:企業情報が文章に埋まっている

設立・資本金・従業員数は項目として分かれておらず、企業概要の文章の中に混ざっています。しかも設立10/30、資本金5/30と記載率も高くありません。企業規模で絞りたいならデータ補完で外から埋めるほうが確実です。

どの方法を選べばいいか

  • メール営業が主戦場 → ホームページURLが28/30。求人サイトの中では最も組み立てやすいです
  • テレアポが主戦場 → 電話番号29/30・担当者名30/30。名指しで取り次いでもらえます
  • 人手不足の会社に当てたい → いま募集を出している事業所という条件で切れます
  • 企業規模で絞りたい → 単体では厳しいです。補完が要ります

IZANAMI は月額7,800円(初期費用4,400円)で収集件数に上限がありません。1件あたりに直すとおよそ0.1円です。料金プランはこちらで確認できます。

よくある質問

Q1. イーアイデムから営業リストは作れますか?

作れます。社名・住所・職種・勤務地・雇用形態・担当者名は30件の実測で100%記載がありました。電話番号29/30、ホームページURL28/30です。

Q2. メールアドレスも取得できますか?

求人ページからは5/30です。ただしホームページURLが28/30あるので、会社サイトから辿って補完できます。求人サイトの中ではメール営業を組み立てやすい部類です。

Q3. どんな条件で絞り込めますか?

勤務地(都道府県・市区町村・駅)と職種です。東京都43,363件、東京23区32,258件、千代田区2,157件でした。

Q4. 掲載企業はどんな会社ですか?

アルバイト・パートを募集している事業所です。飲食・小売・介護・物流など現場職が中心で、規模は小さめの会社が多く含まれます。

Q5. 同じ会社が何度も出てくるのはなぜですか?

店舗ごと・職種ごとに求人が立つためです。チェーン店では同じ会社が何十件も並びます。会社名と住所での重複除去を前提にしてください。

まとめ

イーアイデムの価値は件数とホームページURLが9割取れることです。求人サイトはメールアドレスを出さないのが普通ですが、会社サイトさえ分かれば補完できます。担当者名が全件に載っているのも効きます。

弱点は件数が多すぎることと、企業規模の情報が文章に埋まっていることです。市区町村と職種で絞ってから集める。この前提さえ守れば、人手不足の会社に当てるリストとしては強い部類です。

IZANAMI は2日間の無料トライアルがあり、インストールのサポートも付きます。狙っているエリアで何件取れるか、試してから判断してください。

本記事の実測値は2026年9月10日時点のものです。掲載件数は都道府県・市区町村の一覧ページ、取得項目は求人ページ30件を確認したものです。掲載内容は各企業が更新するため、件数・項目は変動します。

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