求人サイト1つでは採用中の会社の約半分

求人を出している会社に営業するとき、リストをどの求人サイトから作るかで、連絡できる会社の数が変わります。IZANAMIで集めた求人16サイト分のデータを会社名で突き合わせたところ、いちばん多くの会社が載っていたdodaでも、全体の53%しか入っていませんでした。

この記事では、求人サイトごとに載っている会社がどれくらい違うのか、何サイトから集めると何%の会社が集まるのかを、実際のデータで示します。複数の求人サイトから集めるときの手順と、かかる費用もあわせて書きました。

この記事の結論

  • 求人サイト1つで集まるのは、採用中の会社の約半分です
  • 89%の会社は、1つの求人サイトにしか載っていませんでした
  • 多い順に5つの求人サイトから集めると、87%の会社が集まりました。複数のサイトから集めれば、取りこぼしの少ない営業ができます

求人サイト1つで作った企業リストには、採用中の会社の約半分しか入らない

求人サイトを足すと集まる会社の割合のグラフ(dodaだけで53%、5サイトで87%)

IZANAMIで集めた求人16サイトのデータには、合わせて7万1,919社が入っていました。この会社を、載っている会社の多い求人サイトから順に足していくと、集まる会社の割合は次のように増えます。

使う求人サイト 集まった会社の割合
dodaだけ 53%
doda+マイナビ新卒 63%
上の2つ+イーアイデム 76%
上の3つ+ハローワーク 82%
上の4つ+就活会議 87%

dodaだけでリストを作ると、残りの47%の会社はリストに入りません。サイトを1つ足すごとに割合が上がり、5サイトで87%になりました。

89%の会社は、1つの求人サイトにしか載っていない

1社が載っていた求人サイトの数のグラフ(1サイトだけが89%)

同じデータで、1社が何サイトに載っていたかも数えました。

載っていた求人サイトの数 会社の数 割合
1サイトだけ 64,041社 89.0%
2サイト 6,554社 9.1%
3サイト以上 1,324社 1.8%

2つ以上の求人サイトに載っていた会社は、合わせて約1割です。ほとんどの会社は、どれか1つの求人サイトにしか求人を出していません。

求人サイトは、扱う求人の種類がサイトごとに違います。dodaは中途採用、マイナビ新卒は新卒採用、イーアイデムはアルバイト・パート、ハローワークは国の職業紹介です。どの採用をするかで、会社が求人を出すサイトも変わります。

複数の求人サイトから集めると、営業でできること

採用の種類ごとに営業先を分けて計画する営業担当者

集める求人サイトを増やすと、営業の進め方が次のように変わります。

  • 同じ地域・業種でも、連絡できる会社の数が増えます
  • 新卒・中途・アルバイトなど、採用の種類が違う会社をまとめてリストにできます。人材紹介や求人広告の営業なら、採用の種類ごとに提案を分けられます
  • 1つのサイトの求人が少ない地域でも、別のサイトで会社を見つけられます

求人を出している会社がなぜ営業先に向いているのかは、「採用中の企業は営業の宝庫」に書いています。

複数の求人サイトから企業リストを作る手順

複数の求人サイトから集めたリストを1つにまとめ、重複を消す様子

IZANAMIでは、次の手順で複数の求人サイトから会社の情報を集められます。

  1. 対応サイトの一覧から、集める求人サイトを選びます。一覧の「求人サイト」の欄に、doda・ハローワーク・イーアイデムなどが並んでいます(対応サイトの一覧)
  2. サイトごとに、地域と職種・業種を同じ条件にそろえて集めます
  3. 集めたリストをExcelで1つにまとめ、会社名と電話番号で重複を消します。2つ以上のサイトに載っていた約1割の会社が、ここで1行にまとまります
  4. 次の月からは差分モードで、前回のあとに新しく求人を出した会社だけを集めます

サイトごとに取れる項目も違います。たとえばハローワークは法人番号や事業所番号、イーアイデムはホームページのURLが多く取れます。詳しくは「ハローワーク求人企業から営業リストを作成する方法」「イーアイデムから営業リストを作る方法」「dodaに求人を出している企業を収集する方法」にあります。

何サイトから集めても、月額は7,800円のまま

何サイト使っても月額が同じことを表すイラスト

IZANAMIの月額は7,800円です。使うサイトの数と集める件数で料金は変わりません。1サイトだけ使っても、求人サイトをいくつも使っても同じ金額です。

使うサイトの数 1サイトあたりの月額
1サイト 7,800円
5サイト 1,560円
10サイト 780円

1日あたりにすると約260円(7,800円÷30日)です。料金の詳しい条件は料金プランにあります。

無料版は2日間で、有料版と同じ機能を件数の上限なしで使えます。自社が営業する地域で、求人サイトを2つ、3つと足したときに会社がどれだけ増えるかを、無料版で確かめられます。

よくある質問

求人サイト以外のサイトでも、載っている会社は違いますか

この記事で数えたのは求人サイトだけです。ほかの種類のサイトでも、会社がサイトごとに違うかは、同じ地域・業種で複数のサイトから集めて、会社名で突き合わせると確かめられます。IZANAMIは求人のほかに、不動産・士業・飲食などのサイトにも対応しています。

何サイトから集めればよいですか

このデータでは、1サイトで53%、3サイトで76%、5サイトで87%でした。まず自社が営業する地域で3サイトほど集め、増えた会社の数を見てから、足すサイトを決める方法があります。

まとめ

  • 求人サイト1つで集まるのは、採用中の会社の約半分(dodaで53%)でした
  • 89%の会社は1つの求人サイトにしか載っておらず、5サイトから集めると87%になりました
  • 複数の求人サイトから集めれば、取りこぼしの少ない営業ができます。IZANAMIは何サイト使っても月額7,800円です

まずは無料版で、自社の地域・業種で集めてみてください。

調べ方:IZANAMIで2026年5月〜10月に集めた求人16サイトのデータ(111,581行)を使いました。会社名から「株式会社」などを外して突き合わせ、7万1,919社として数えています。dodaとdoda企業検索は1つのサイトとして数えました。サイトごとに集めた地域・業種はそろえていません。会社名だけで照合しているため、表記の違う同じ会社を別々に数えたものも少し含みます。