オープンしたばかりの店と、閉店が決まった店。どちらも、営業をかけるタイミングがはっきりしている相手です。開店閉店.comは、全国の新しく開いた店と閉店した店を1件ずつ記事にしているサイトで、2026年7月13日〜10月13日の3か月で開店3,058件・閉店1,140件が載っていました。記事を80件開いて数えると、店名・住所・開店か閉店かの種別は80/80。開店の店は電話が28/41、閉店の店はホームページが35/39でした。この記事は、開店閉店.comから「開店した店」と「閉店する店」の営業リストを作る手順を、実測の数字で書きます。

結論を3行で
・開店は1日およそ33件、閉店は1日およそ12件のペースで増える。2024年1月からの累計は開店35,440件・閉店13,996件
・店名・住所・最寄り駅・アクセスはほぼ全件。開店の店は電話28/41・営業時間38/41、閉店の店は電話が無い代わりにホームページ35/39(チェーンの公式サイトが多い)
・地域や業種の一覧のURLに「?cat=-6」で開店だけ、「?cat=-11」で閉店だけに絞れる。サイト内検索は使わず、一覧から集める

新店に営業する考え方そのものは新着掲載企業の受付突破率が高い理由で、会社の設立から追う方法は法人情報データベースから新設法人の営業リストを作る方法で書きました。この記事は「店」の単位で、しかも開店と閉店の両方を同じサイトから取れる点に絞ります。

開店閉店.comの開店情報の一覧。掲載日・業種・地域のカテゴリと【開店】店名が並ぶ
開店情報の一覧。1ページ24件で、日付・業種・地域と店名が並ぶ

開店閉店.comで何が分かるか

開店閉店.comの記事は、1店舗につき1本です。見出しが「【開店】店名」「【閉店】店名」になっていて、本文の先頭に「2026年10月8日(木)オープン」「2026年10月26日(月)閉店」のような日付、その下に住所・電話番号・アクセス・営業時間・定休日・HP・備考の表があります。情報は読者や店の関係者からの投稿がもとになっていて、飲食店だけでなく、スーパー・ディスカウントストア・衣料品店などの小売店、ペットサロンや教室などのサービス業、映画館やボウリング場などのレジャー施設も載ります。

なお、同じ名前でkaiten-heiten.comというサイトもあります。IZANAMIが対応しているのは、2024年1月からの記事が載っているkaiten-heiten-24.comのほうです。URLに「-24」が付いているほうの一覧を開いてから集めてください。

開店閉店.comの件数を数えた

開店・閉店の全体の件数

開店情報と閉店情報の一覧を最後のページまで確かめ、2026年7月13日の記事がどのページにあるかを探して、直近3か月の件数を数えました。

一覧ページ数累計(2024年1月〜)直近3か月1日あたり
開店情報 /category/open/1,47735,440件3,058件約33件
閉店情報 /category/close/58413,996件1,140件約12件

1ページは24件で、どちらの一覧もいちばん古い記事は2024年1月1日でした。毎日30件前後の新店が増えていくので、一度まとめて取ったあとは差分モードで新しく載った店だけを追う使い方が合っています。

地域・業種ごとの件数

地域(東京・大阪・札幌など)や業種(飲食店・小売店など)の一覧は、開店と閉店が混ざって並びます。URLの末尾に「?cat=-6」を付けると開店だけ、「?cat=-11」を付けると閉店だけになり、ページ送りの先にも引き継がれます。東京の一覧で確かめると、「?cat=-6」の1ページ目は24件すべて開店、「?cat=-11」は24件すべて閉店でした。

一覧開店だけ(?cat=-6)閉店だけ(?cat=-11)
東京7,036件2,339件
大阪3,309件816件
愛知2,450件749件
福岡1,529件489件
札幌907件283件
飲食店24,409件5,914件
小売店6,999件5,550件
サービス876件553件

開店は約7割が飲食店です。閉店は飲食店と小売店がほぼ同じ数で、スーパーやディスカウントストア、衣料品店の閉店もまとまって載っています。

開店閉店.comの東京の一覧に?cat=-11を付けた画面。【閉店】の記事だけが並ぶ
東京の一覧に「?cat=-11」を付けると、閉店の記事だけが並ぶ

記事80件で取れる項目を数えた

開店情報の1・30・90・300・900ページ目と、閉店情報の1・20・60・200・500ページ目から8件ずつ、計80件の記事を開きました。見出しで分けると開店41件・閉店39件です。

項目開店(41件)閉店(39件)備考
店名・住所・種別(開店/閉店)41/4139/39住所から都道府県・市区町村も分ける
開店日・閉店日41/4138/39本文の「◯月◯日(◯)オープン/閉店」
最寄り駅・アクセス41/4138/39「◯◯駅より徒歩1分」など
電話番号28/410/39閉店の記事には電話の行が無い
HP34/4135/39開店は公式サイト17・Instagramだけ17、閉店は公式サイト25・Instagramだけ9
営業時間38/4132/39
定休日21/417/39欄はあるが空のことが多い
カテゴリ(大分類/小分類)41/4139/39「飲食店/居酒屋」「小売店/スーパー」など
メール・FAX・運営会社・代表者0/410/39項目が無い
開店閉店.comの開店の記事。オープン日の下に住所・電話番号・アクセス・営業時間・定休日・HP・備考の表
開店の記事。日付の下に住所・電話番号・アクセス・営業時間・HPの表がある

開店の店は電話とアクセスがそろう

開店の記事は、住所・アクセス・営業時間がほぼ全件で、電話も7割近くに載っています。駅からの道順まで書いてあるので、訪問営業のルートを組むときにも使えます。HPの欄の半分(17/34)は公式サイトではなくInstagramのアカウントです。

閉店の店はHPから運営会社をたどる

閉店の記事には電話番号の行がありません。そのかわりHPは35/39と開店より多く、そのうち25件はチェーンや運営会社の公式サイトでした。「イオンモール◯◯店」「◯◯駅前店」のようなチェーンの1店舗の閉店も多く、その場合の営業の相手は店ではなく、HPの先にある運営会社になります。

開店閉店.comの閉店の記事。閉店日の下に住所・アクセス・営業時間・定休日・HP・備考の表があり、電話番号の行は無い
閉店の記事。電話の行は無く、HPにはチェーンの公式サイトが入っている

日付は掲載時点の予定日

開店日・閉店日は記事を書いた時点の予定日です。実際の日付が前後することもあるので、IZANAMIでは列名を「開店日・閉店日(掲載時点)」にしています。

閉店の記事は閉店日より前に載る

開店と閉店では、記事が載るタイミングが違います。閉店情報の新しい48件(10月8日〜12日掲載)を見ると、35件が閉店日より前に載っていて、閉店日までの日数の真ん中の値は19日でした。開店情報の新しい24件は、20件がオープン当日の掲載でした。開店のリストは「今日オープンした店」、閉店のリストは「2〜3週間先に閉める店」と考えると使いやすくなります。

開店した店・閉店する店は、誰の営業先になるか

リスト営業先になる業種使う列
開店した店POSレジ・決済端末、求人広告、集客支援・MEO、ホームページ制作、損害保険、清掃・害虫駆除、おしぼり・リネン、食材・酒類の卸電話番号・住所・営業時間・HP(Instagramだけの店はホームページ制作の候補)
閉店する店居抜き物件の仲介、厨房機器・什器の買い取り、原状回復・内装解体、店舗の不動産仲介閉店日・住所・HP(運営会社の公式サイト)
閉店した場所出店先を探している飲食・小売チェーンへの物件の紹介住所・最寄り駅・カテゴリ(前に何の店だったか)

開店した店は、オープン前後にレジ・求人・集客・保険などをまとめて決める時期にあります。開店日の列があるので、「オープンから1か月以内の店」のように時期で絞って当たれます。

閉店する店は、店を閉める前に居抜きで譲るか、什器を売るか、原状回復をどこに頼むかを決めます。閉店の記事は閉店日の2〜3週間前に載ることが多いので、載ったその週に当たれば、閉店の前に話ができます。同じ一覧の住所は、そのまま「近いうちに空く店舗」の一覧にもなります。

開店閉店.comから営業リストを作る3つの方法

方法向いている量手間注意点
手作業でコピー週に数十件記事を1件ずつ開いて表を写す開店だけで1日約33件増える。毎日写し続けるのは難しい
収集ツール(IZANAMI)地域・業種ごとの全件、毎日の差分一覧を開いて「開始」を押すだけ記事を1件ずつ開くので、件数に応じて時間がかかる
新店リストの購入全国をまとめて依頼だけ情報は納品の時点で止まる。新しい店を足すには買い直しになる

IZANAMIは、開店閉店.comの一覧が表示された状態で「開始」を押すと、ページを送りながら記事を1件ずつ開いて、店名・住所・電話・HP・種別・開店日/閉店日・最寄り駅・アクセス・営業時間・定休日・備考・カテゴリをCSVにします。都道府県と市区町村は住所から分け、郵便番号は外します。種別の列があるので、開店と閉店が混ざった一覧から取っても、あとで分けられます。

収集ツールの使い分け

やり方開店閉店.comの扱い向いている使い方
名簿販売・リスト購入サイトとは別に業者がまとめた新店リストを買う。更新は納品の時点まで全国の新店を一度にまとめて手に入れたい
汎用のWeb収集ツール一覧と記事の2段階、開店/閉店の見分け、日付の切り出しを自分で設定する自社で設定・保守ができる
IZANAMI定義を用意済み。種別・開店日/閉店日・カテゴリまで列になる開店と閉店を同じ形のCSVで取りたい・食べログやホットペッパーグルメなどほかの店舗サイトも同じツールで集めたい

IZANAMIはパソコンのChromeで記事を1件ずつ開いて集めます。東京の開店7,036件のように件数の多い一覧は、最初に一度まとめて取り、あとは差分で毎日の新しい記事だけを足す使い方が向いています。

開店閉店.comで集めるときのコツ

サイト内検索ではなく、一覧から始める。2026年10月13日時点では、サイト内検索や、メニューの「開店情報-地域別」「開店情報-業種別」から地域・業種を選んだ先は、記事が表示されませんでした。https://kaiten-heiten-24.com/category/open/(開店)、/category/close/(閉店)、/category/tokyo/のような地域・業種の一覧を開いてから「開始」を押してください。

地域で絞るなら「?cat=」を付ける。例えば東京の開店だけならhttps://kaiten-heiten-24.com/category/tokyo/?cat=-6、東京の閉店だけなら?cat=-11です。最初から片方に絞れるので、収集の時間も短くなります。

閉店の店は運営会社に寄せる。閉店のリストは電話が空です。HPの列にある公式サイトから運営会社を確かめるか、店名と住所でデータ補完をかけて連絡先を探します。同じ会社の店が何件も閉店していれば、1社にまとめて提案できます。

飲食店の詳しい情報はグルメサイトと組み合わせる。開店閉店.comには席数や予算は載りません。必要なら、店名で食べログやRettyの情報と突き合わせます。

どう絞ればいいか

  • レジ・決済端末・求人広告を売りたい → 開店の一覧から、電話のある店を開店日の新しい順に当たる
  • ホームページ制作・集客支援を売りたい → 開店の店のうち、HPがInstagramだけ・空の店を選ぶ
  • 厨房機器・什器の買い取り、居抜きの仲介をしたい → 地域の一覧に「?cat=-11」を付けて閉店だけを集め、閉店日が先の店から当たる
  • 店舗物件を紹介したい → 閉店の住所・最寄り駅・カテゴリで、どんな店が入っていた場所かを見て提案先を選ぶ

IZANAMI は月額7,800円(初期費用4,400円)で収集件数に上限がありません。料金プランはこちらで確認できます。ほかの対応サイトは収集対応サイト一覧にまとめています。

よくある質問

Q1. 開店閉店.comから営業リストは作れますか?

作れます。80件の記事を数えたところ、店名・住所・種別は全件、開店の店は電話28/41・営業時間38/41、閉店の店はHP35/39でした。

Q2. 何件くらい集まりますか?

2026年7月13日〜10月13日の3か月で開店3,058件・閉店1,140件でした。2024年1月からの累計は開店35,440件・閉店13,996件です。

Q3. 開店した店だけ、閉店した店だけを集められますか?

集められます。開店情報・閉店情報の一覧から取るか、地域・業種の一覧のURLに「?cat=-6」(開店だけ)または「?cat=-11」(閉店だけ)を付けて開きます。混ざった一覧から取っても、種別の列で分けられます。

Q4. 閉店した店の電話番号は取れますか?

閉店の記事には電話の欄がありません。HPの列に入る運営会社の公式サイトから連絡先を確かめるか、店名と住所からデータ補完で探します。

Q5. 開店日は正確ですか?

記事を書いた時点の予定日です。実際の日付と前後することがあるので、IZANAMIでは「開店日・閉店日(掲載時点)」という列名にしています。

まとめ

開店閉店.comは、新しく開いた店と閉店する店を、日付・住所・アクセスつきで毎日数十件ずつ集められるサイトです。開店の店には電話と営業時間、閉店の店には運営会社の公式サイトが付きます。

開店した店には開店直後に、閉店する店には閉店の前に。同じサイトから2種類のリストを取り、扱う商材に合うほうを差分で追ってください。

IZANAMI は2日間の無料トライアルがあり、インストールのサポートも付きます。狙っている地域で1日に何件増えるか、試してから判断してください。

本記事の実測値は2026年10月13日時点のものです。件数は開店情報・閉店情報の一覧のページ数と最終ページの件数から数え、直近3か月は2026年7月13日以降の記事を数えたものです。地域・業種の件数は各一覧に「?cat=-6」「?cat=-11」を付けたときのページ数と最終ページの件数から数えました。取得項目は開店情報の1・30・90・300・900ページ目と閉店情報の1・20・60・200・500ページ目から8件ずつ、計80件の記事を確認したものです。掲載から閉店日・開店日までの日数は、閉店情報と開店情報の新しい順の48件・24件を確認したものです。掲載内容は投稿で日々変わるため、件数・項目は変動します。

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