楽天トラベルの宿泊施設から営業リストを作成する方法|ホテル・旅館への営業で「総部屋数」が武器になる理由

「ホテルや旅館に営業したいけど、どの施設にアプローチすればいいかわからない」

宿泊施設への営業は、施設の規模やタイプによって提案すべき内容がまったく変わります。やみくもにリストを作っても成果にはつながりません。そこで活用したいのが、楽天トラベルに掲載されている宿泊施設の情報を営業リストとして使う方法です。

楽天トラベルは国内最大級の宿泊予約サイトで、登録施設数は約3万3千件。ホテルから旅館、民宿、ペンション、ゲストハウスまで幅広い宿泊施設が掲載されています。

この記事では、楽天トラベルの施設情報がなぜ営業リストとして優秀なのか、どんな情報が取れるのか、効率的にリスト化する方法まで解説します。


楽天トラベルの宿泊施設が営業リストとして優れている3つの理由

宿泊施設の情報はGoogleマップからも取得できますが、楽天トラベルには営業リストとしての明確な優位性があります。

第一に、楽天トラベル掲載施設は「OTAに投資できる体力がある」。 楽天トラベルに掲載するには、予約成立時に手数料が発生します。この手数料を払ってでもWeb経由で集客したいということは、一定の経営体力があり、売上拡大に前向きな施設だということ。予約管理システム、多言語対応ツール、客室清掃サービスなど、さまざまな提案が通りやすいターゲット層です。

第二に、「総部屋数」から施設規模がわかる。 これは楽天トラベルならではの大きなメリットです。総部屋数10室の温泉旅館と300室のシティホテルでは、必要なサービスがまったく違います。小規模旅館にはWeb制作や予約管理ツール、大規模ホテルにはリネンサプライや業務用備品、清掃代行サービスなど。施設規模がわかるだけで、提案の精度が格段に上がります。

第三に、インバウンド回復で宿泊業界が活況を呈している。 円安の追い風もあり、訪日外国人旅行者が急増。宿泊施設の新規開業も相次いでおり、多言語対応、キャッシュレス決済、Wi-Fi環境整備、インバウンド集客ツールなど、宿泊施設が今まさに必要としているサービスへのニーズが高まっています。


楽天トラベルの施設情報から収集できる営業リストの項目

楽天トラベルの施設ページには、営業活動に直結する情報が豊富に掲載されています。

営業リスト作成ツールIZANAMIで楽天トラベルから収集した場合、以下の項目が取得可能です。IZANAMIが対応する全サイトは収集対応サイト一覧で確認できます。

楽天トラベル固有の施設情報

交通アクセス、駐車場の有無、チェックイン時刻、チェックアウト時刻、総部屋数、郵便番号。

注目すべきは「総部屋数」「チェックイン・チェックアウト時刻」「駐車場」の3つです。

総部屋数は先ほど触れた通り、施設規模の判断基準になります。さらにチェックイン・アウトの時刻は、施設の運営スタイルを読み解く手がかりです。たとえばチェックイン15時・チェックアウト10時は一般的な旅館型、チェックイン14時・チェックアウト11時はゆったり滞在型のリゾート寄り。駐車場の有無からは立地特性が推測でき、「駐車場あり」なら郊外型の車利用客中心、「駐車場なし」なら駅前立地でビジネス客やインバウンド中心、といった仮説が立てられます。

データ補完による追加情報

IZANAMIのデータ補完機能により、楽天トラベル上にない情報も自動で付与されます。メールアドレス、ホームページURL、電話番号、FAX番号、口コミ、営業時間、お問い合わせフォームURL(オプション)、設立年、代表者、上場区分、従業員数、資本金、年商などです。

楽天トラベルの施設ページでは直接のメールアドレスが公開されていないことがほとんどですが、データ補完機能がインターネット上から自動で探して付与してくれます。電話番号も含めて、すぐに営業アクションに移れるリストが完成します。


楽天トラベルの施設情報を手作業で集める方法と限界

楽天トラベルのサイトは誰でも閲覧可能です。エリアや施設タイプを選んで検索し、1件ずつ施設ページを開いて情報を転記していけば、手作業でのリスト化もできます。

ただし、手作業には明確な壁があります。

登録施設数が膨大。 国内だけで約3万3千件の宿泊施設が登録されています。特定エリアに絞っても数百件がヒットすることは珍しくなく、1件あたり3〜5分としても100件で5〜8時間以上かかります。

メールアドレスが非公開。 楽天トラベル上では予約はサイト経由が前提のため、施設のメールアドレスが直接掲載されていません。営業リストとして使うには、各施設の公式サイトを別途調べる必要があります。

新規掲載施設の把握が困難。 インバウンド需要の回復に伴い、新規開業の宿泊施設が増えています。手作業では「どの施設が新しく楽天トラベルに登録されたか」を追うことはほぼ不可能です。


営業リスト作成ツールで楽天トラベルの宿泊施設を自動収集する方法

こうした手作業の限界を解決するのが、自動収集機能を使ったリスト作成です。

IZANAMIは楽天トラベルを含む40以上のサイトからデータを自動収集できるツールです。管理画面で楽天トラベルを選択し、エリアや条件を設定して収集を開始するだけ。宿泊施設の情報がCSV形式で出力されます。

特に宿泊業界との相性が抜群なのが差分モードです。

差分モードを使えば、前回の収集以降に新しく楽天トラベルに登録された施設だけを自動で抽出できます。新規開業の宿泊施設は、備品調達、清掃業者の選定、予約管理システムの導入、Webサイト制作、写真撮影など、あらゆるものをゼロから揃える段階。このタイミングでアプローチすれば、まだ競合からの営業が少ない状態で提案できます。

また、楽天トラベル上ではメールアドレスが非公開でも、データ補完機能がインターネット上から連絡先を自動で探して付与してくれるため、リスト完成後すぐにアプローチに移れます。


楽天トラベル掲載の宿泊施設への営業リストを活用する3つのコツ

1. 総部屋数で施設規模を判別し、提案内容を切り替える

これが楽天トラベルのリストを活かす最大のポイントです。

目安として、総部屋数10室以下は家族経営の小規模旅館や民宿で、Webサイト制作やSNS運用代行、予約管理ツールなど「少ない人手で回す」系の提案が刺さりやすい。30〜100室の中規模施設にはリネンサプライ、アメニティ卸、清掃代行、100室以上の大規模ホテルにはPMS(宿泊管理システム)、レベニューマネジメント、多言語対応コンシェルジュなどが候補になります。

2. 交通アクセスと駐車場から施設タイプを推測する

「最寄り駅から徒歩3分」で「駐車場なし」の施設は、ビジネスホテルやインバウンド向けのシティホテルである可能性が高い。一方「最寄りICから車で20分」で「駐車場50台」の施設は、郊外のリゾート旅館やファミリー向け施設でしょう。

施設タイプが推測できれば、ビジネスホテルにはWi-Fi環境やコワーキングスペース関連、リゾート旅館には食材卸やアクティビティ提携など、的確な提案が可能になります。

3. Googleマップなど他の情報源と掛け合わせる

IZANAMIはGoogleマップからもデータ収集ができます。「楽天トラベルに掲載している」かつ「Googleマップで口コミ評価4.0以上」の施設を抽出すれば、Web集客に積極的で顧客満足度も高い優良施設に絞ったリストが作れます。

逆に「楽天トラベルに掲載しているがGoogleマップの口コミが少ない」施設は、口コミ対策やレビューマネジメントのサービスを提案するチャンスです。


まとめ

楽天トラベルに掲載されている宿泊施設は、OTAに投資する経営体力があり、Web集客に前向きなアクティブな施設です。しかも「総部屋数」「交通アクセス」「駐車場」といった施設固有の情報が取得できるため、規模やタイプに合わせた提案のカスタマイズが可能です。

ただし約3万3千件の施設情報を手作業で集めるのは非現実的です。IZANAMIの自動収集と差分モードを活用すれば、新規開業の宿泊施設だけを自動で抽出し、データ補完でメールアドレスまで揃った営業リストが手に入ります。

楽天トラベル以外にも、IZANAMIはGoogleマップや求人サイト、ECモールなど40以上の収集先に対応しています。自社のターゲットに合わせて、最適な収集先を組み合わせてみてください。